昔の家

小学校卒業までボロい木造住宅に住んでいて、数年前に取り壊されてしまったんだけど、年齢を重ねて懐かしく思うことが多くなってきた。

 

住んでた頃は他の子の家と違うこととか嫌で仕方なかったけど、その後に引っ越した先のふつうのマンションと比べると味があったなと思う。

12年間過ごした、もう行くことができない場所。目を閉じて隅々まで歩く想像をしてみると、わりと鮮明に思い出せた。扉の引手の質感とか、玄関の窓から差し込む光を反射する廊下とか、母の部屋の触ると砂が手につく壁とか、こんな感じだったなあと。

 

隙間を見つけては入りこんだり、壁と壁の間を登ったり、冷蔵庫のドアを開けて閉まるまでに台所から廊下、居間を走り抜けて戻ってきて閉まるのを阻止したり、一人でたくさん遊んで、退屈することがなかった。

 

思い出になればいいものだったと思える。嫌で仕方ないこともあったはずなんだけど思い出せない。

ウェルビーイン

隣の部屋の騒音が気になって仕方なかったとき、自分自身大学がうまくいってなくて、学校の人とうまく話せなくて、仲いい人も全然いなくて寂しい毎日だった。

 

隣人は真夜中に大人数で騒ぎ出したり時間問わずセックスを始めて壁が揺れたりするから迷惑には変わりなかったけど、自分の外側にある目障りな要素をわざわざ自分の心の中に置いて怒ることで、自分の現状から目を背けて安心してたんだと思う

他人のやることが気になってイライラする不健康な状態になったら、ちょっとずつ自分のことを好きになれるようなことをしていければいいなー

史上最悪旅行

2年前女子3人で海外旅行したとき、旅行が始まったとたんに1人の機嫌が悪くなって仲間はずれにされたことがあり、そういう気配がある子だとはわかってたのに楽観視して旅行決めたのが間違いだったな〜で終わった話なんだけど、いまだに夢に見る。

 

細かいことはいろいろ書いてたんだけど、一度書くとすっきりしたし、残しておくと私にとっても、偶然見た人にとってもいいことないと思って消しちゃった。

 

3人は中高が一緒で、それぞれ別の大学に行ってから初めて集まったら盛り上がって決まった旅行だったんだけど、旅行中は中学生のときにグループ内で仲間はずれにされていた時期の居心地の悪さというか、ひたすら静かなパニックが心を支配してる感覚を追体験した。私はただひたすら息を止めるような気持ちで過ごしていて、話し合いを試みることもしなかった。

 

とにかくモヤっとすることを積もらせながら関係が続けられるわけがないし、さみしいからって自分が尊敬できない人と長い時間一緒にいたり深い関係になるのはもうやめよう。

人にやってもらって当たり前と思っていて、思い通りにいかないならキレ散らかす人とは関わらない。私がコミュニケーションをサボってそうさせた所もあるから、そこはもう繰り返さないように気をつけて過ごしてる。もともとコミュニケーションへただけど最低限やることはなんかわかったな、自分がないと、人生をめんどくさがっていると利用されてしまう。優しさのふりをした無関心は誰にとってもいいことないな〜

正しいかどうかはわからんけど

課題で人の話を聞くの楽しい。その人について知ってから自分が面白いと思ったことを編集して第三者に伝える課題で、今話は聞き終わって編集の段階なんだけど難しい。楽しいけど。かしこまらないラフな文体にしてるけど、これでいいのかな〜という不安がつきまとう。私独自のテンションになって変な色が付いちゃうのもだめだし、かといって当たり障りないつまらないのも嫌だな。雑誌の記事が参考になるかもなので読も。自分だけの秘密のスペースに閉じこもるんじゃなくて、窓を開けて風通しよく。

自分にとって、社会のためや自分のためなどいろんな要素のバランスのいい仕事がなんなのかわからんけど編集関連いいなーってぼんやり思った。軽快な文章を書く能力とコミュ力なのかな。いや、自信な…でもコミュ力は他者への興味があればなんとかなると信じているので、なんとかしよう。

 

順序を考えて話すの苦手だな。今日わからないことがあって、通信サービスの会社に問い合わせした時にぐだぐだとわかりにくい説明をしてしまった。オペレーターの人がちょっと冷たくていやだったが、なんとかテンションをあげてお礼を言い電話を切った。

こんどから複雑な説明をしなきゃいけないときは電話の前に軽くシミュレーションするか、紙に要点を書いておくかしたら改善するかな

社交がんばるぞ

 

 

社交が小さい頃から今の今まで苦手で、これじゃ好きな人達と楽しく話したりすることができないと思い、克服したいなと

何気ない会話においてテンションが上がりづらかったり、声が小さかったり低かったりするのを徐々に直していこうと思います

根暗なのかな?性格も卑屈な所があるんだけどそれを絶対表に出さないようにするぞと思ってます

元気になる方法

春休みずっと実家で犬を眺めたり散歩したりお母さんとご飯食べに行ったり高校の友達と遊んだり図書館で借りた本を読んだりしてると本当に心が落ち着いて元気になった

本当に

学校あるときは腐った雑巾だったんだけど
落ち着ける場所で落ち着ける人が近くにいたり人生の余白部分をふらふらしてると健康になれる
私の場合許してくれる家族だからっていうのもあるけど

学校で友達がほしくて無理して、やっぱり仲良くなれないから投げやりになったら後ろめたさだけ残って 楽しみにしてた旅行もぐちゃぐちゃになったり本当に落ち込んでいた でももう元気だよ
学校始まったらどうなるか分からないけど
ただ自分で考えて行動するよ

もらったぶん以上に返さないと

ひと

おばあちゃんの妹の旦那さんのお母さん

一見遠いけどよく家に遊びに行ってて

認知症か何かになって最後義理の娘も分からなくなって亡くなってしまった かなり前だけど

お通夜だったのかな なにかで遺体を見て人はこんなに生きてるのにみんないつかこうなると思うと悲しくてよく分からなくなった

そのお通夜か何かもテスト期間中にあって私は勉強したいのに…すぐ終わるなら行くけど みたいなこと言ってたんだけど

最低すぎて本当にどうしようもないな

遊んでもらったのに 親戚が少ない中で、よくしてもらったのに…

 

絵を描いてる友達のおばあちゃんが亡くなった時 その友達は課題でおばあちゃんが作ってる野菜をテーマにした作品を作ってて その最中に連絡が来て、一緒にいた私も知って

その子は人前だからか落ち着いていて

人はいつか死ぬって教えてくれるんだねって言ってた 迷惑かけながら生きるって

私は人との関わり方がおかしいので

堂々とそう言えるその子を尊敬した

すごく素敵な絵を描く子で内面も素敵な子で、家族や親戚の話を聞いたり写真を見せてもらうことがよくあって その人たちは本当に繋がりあっていて 優しくてきれいだった

その子の課題の作品もそうだった

 

学校の授業でお世話になったというか私の我儘と怠惰で迷惑をかけた先生が亡くなっていた

体調が悪かったことを知らなかった

笑顔が素敵で堂々としていて、落ち着いて話をする先生だけどおちゃめで優しくて こんな大人になりたいって本当に思った

私なんかが語っちゃいけないんだけど

こういうことは本当に真面目に向き合った人が話すことなんだけど

なんで私はあんなだったんだろう

なにひとつ返せなかった

マイナスだった

ちょっとくらい頑張ってますって姿を見せて、お話ししたりしたかった

後ろめたいことばかり

ただもう、ご冥福を祈りたいです。

こんなくそみたいな私に優しくしてくれてありがとうございました。

なんとかそれが心の支えになっています。

わたしはその優しさに甘えて人のせいにしてグダグダしていて 本当に情けないです

もう後ろめたいのはやめて

いろんなことが苦手でも

腐らずに頑張らなくちゃって思います

ありがとうございました

 

 

わたしは本当にちゃんと関われないものばかりだ ひとの話ばかり

せめて今大事にできる人を大事にする